2020年1月24日封ニュースサイトの中国新聞網によると、新型コロナウイルス肺炎患者が多発している湖北省で23日、省都武漢市に続いて鄂州、仙桃、黄岡など5市が、鉄道駅の閉鎖や路線バスの運休など都市の封鎖に踏み切った。

 武漢市は23日午前10時から、空港、駅を閉鎖したほか、市内の路線バス、地下鉄、フェリー、長距離路線バスを運休にした。同省鄂州市も23日午前11時20分から鉄道駅を閉鎖し、午後4時からは市内の路線バスや長距離バスを運休にした。他に仙桃、潜江、黄岡、荊門の4市も24日午前零時までに公共交通機関を停止するなど、同様の都市封鎖に踏み切った。

 湖北省衛生健康委員会は24日、同日午前零時現在、新型コロナウイルス肺炎の患者が549人、重症は106人、重体は23人、死者は24人と発表した。

 中国紙・環球時報(電子版)によると、広東、浙江の両省政府は23日「公衆衛生事件」では最高レベルとなる「1級」の対応体制を発動した。省政府が指揮本部を設置し、国務院(中央政府)の指示に基づいて、省全域を対象に対策を行う。

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