2020年1月23日肺湖北省武漢市で発生した、新型コロナウイルスによる肺炎について、国家衛生健康委員会は23日、同日午前零時現在、25の省・市・自治区で計571人の患者を確認し、うち17人が死亡したと発表した。死者はすべて湖北省で発生した。患者のうち95人が重症となっている。(写真は東網のキャプチャ)

 同委員会によると、22日に確認された患者は131人、死者は8人。死者は53歳男性を除き65歳以上の高齢者で、80歳以上が5人。死者はがんの手術後だったり、肝機能障害、高血圧、糖尿病など他の疾患を持つ患者がほとんどだった。

 22日には河北、遼寧、江蘇、福建の4省で初めて患者が確認された。また、中国本土外では、香港、マカオで各1人を確認。他に台湾で1人、米国で1人、日本で1人、タイで3人、韓国で1人となっている。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、武漢市は23日午前10時から、市内の交通機関が運休し、空港と駅では武漢を離れる便と列車が止まっている。武漢市民は、通知があるまで、特別な理由がないかぎり武漢を離れないよう当局から命じられた。


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