2020年1月18日肺 ニュースサイトの鳳凰網によると、湖北省武漢市で患者が多発している新型コロナウイルスによる肺炎で、北京と広東省深セン市でも計3人の患者が確認されたことが19日分かった。また、武漢市衛生健康委員会は20日、この肺炎で1人が死亡し、死者が3人になったことを公表した。(写真は東網のキャプチャー)

 北京市大興区の医療機関が、武漢市に旅行歴があり発熱している2人を診察。まもなく疾病対策予防センターが新型コロナウイルスの感染を確認した。2人は既に熱が下がっているという。また、広東省衛生健康委員会によると、深セン市の男性(66)の同ウイルスへの感染が19日、確認された。男性は昨年12月末、武漢の親類を訪問後、1月3日に熱が出たため、病院で受診した。現在、容態は安定している。

 武漢市衛生健康委員会会の20日の発表によると、18~19の両日、同市で新たに136人の患者を確認した。25歳~89歳の男女で、100人が軽症、33人が重症、3人が重体だったがうち1人が死亡した。新型コロナウイルス肺炎による武漢市の死者は計3人となった。

 香港メディア東網によると、国家衛生健康委員会は、全国の医療機関に対し、発熱した患者を診察した際は、過去2週間以内に武漢への旅行歴があるかを尋ねるよう命じた。

★参考情報★
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新型コロナウイルス肺炎で渡航規制は不要 WHOが見解