2019年12月18日追 防衛省統合幕僚監部は16日、海上自衛隊のP3C哨戒機と護衛艦が同日午前9時ごろ、中国海軍のルーヤン級ミサイル駆逐艦など4隻が沖縄本島と宮古島間の宮古海峡を北上し、東シナ海に入ったのを確認したと発表した。(写真は統合幕僚監部の広報文のキャプチャー)

 同部は11月28日も、海上自衛隊のP3C哨戒機が、中国のルーヤン級ミサイル駆逐艦など4隻が11月27日午前8時ごろ、鹿児島県大隅半島沖の大隅海峡を東に進み、太平洋に入るのを確認したと発表した。同部によると、この4隻は海自が16日に確認したものと同じ艦艇だった。

 一方、香港メディア東網によると、中国海警局は17日、メッセンジャーアプリ「微信」の公式アカウントで、中国海警2301艦隊が釣魚島(沖縄県・尖閣諸島の中国名)周辺をパトロールしたと発表した。同局の艦隊がパトロールと称して尖閣諸島周辺を航行したのは、今年30回目となる。同艦隊は16日も尖閣諸島周辺を航行した。



★参考情報★
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