2019年11月4日任 3日付香港紙・星島日報(電子版)によると、中国重慶市の政府系メディアは3日夜、同市ナンバー3の任学鋒・党副書記が、病気のため54歳で死去したと報じた。任氏は、中国共産党の中央候補委員。このほど開かれた重慶市の党常務委員会拡大会議に欠席し、去就が注目されていた。(写真はRFAのキャプチャー)

 死去の報道前、香港の消息筋は星島日報に「任学鋒氏は、ビルから転落し、病院で治療を受けている」と述べた。自殺かどうかは不明。任氏は、10月末に開かれた四中全会(中国共産党の第19期中央委員会第4回全体会議)も欠席した。

 任氏は、河北省出身。天津市の南開大で管理学の博士号を取得した。長らく天津市で活躍し、天津新技術産業園区管理委員会副主任、天津市政府の香港の窓口会社「香港津聯集団有限公司」の副董事長と董事長、天津市副市長などの要職を歴任した。

 任氏は2014年8月、失脚した広東省広州市トップの万慶良党書記の後任になり、その後、広東省党委員会副書記兼広州市党書記に昇進した。広東省長の候補と目されていたが、18年10月に重慶市に転任。重慶市は、直轄市ながら経済力で広東省に劣るため、任氏の人事は左遷とみられていた。


★参考情報★
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