2019年10月31日汚ニュースサイトの新京報網によると、河北省生態環境庁は30日、石家荘、保定、衡水など「区域1」、唐山、廊坊、滄州など「区域2」の各都市に、11月1日午前8時から、大気汚染では3段階で上から2番目の大気汚染「オレンジ警報」を発令し、一部工場の操業停止など「応急対応2級」の措置を始動すると発表した。(写真は星島日報のキャプチャー)

 同庁によると、11月1日夜から弱い南風が続くため、大気汚染物質が拡散しにくくなるほか、地表の湿度が上がるため、同省中南部と東部でPM2.5(微小粒子状物質)による重度の汚染が起きる見通し。区域1と区域2の都市では「オレンジ警報」のレベルに達するとみられる。

 中央政府の生態環境省も29日、南風などの気象条件のため、11月4日から6日、北京・天津・河北(京津冀)地区と山東省東部で軽度、同地区中南部で軽度から中度の大気汚染が起きるとの予想を発表した。うち4、5日には、河北省中部と山東省西部で重度の汚染が起きる可能性が高い。7日以降は寒気の影響で、北から順に大気の質が改善する見通しだ。

 
★参考情報★
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