2019年10月18日地 米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、フランスの高級ブランドのディオールが17日、中国での就職説明会で展示した中国地図に台湾が入っていなかったとして、謝罪するとともに、「1つの中国の原則」を一貫して尊重するとのコメントを発表した。(写真はVOAのキャプチャー)

 コメントによると、同社の社員が16日、浙江省杭州市の浙江工商大で行った就職説明会で放映した宣伝映像の中国の地図に、台湾が含まれていないことを学生が発見した。社員は「台湾は面積が小さく見えないだけ」と説明したが、地図には台湾より小さな海南島が描かれていた。社員はさらに「香港と台湾は、われわれの事業範囲でない」などと釈明した。 同社のコメントは「会社を代表する立場にない社員による不適切な行為だ。会社は真摯(しんし)な調査に着手しており、厳正な処分を約束する」とした。

 ディオールの事件は、地図の表記などをめぐって、外国企業が中国で、政治的な騒ぎに巻き込まれた最新の事例。これまでにジバンシィ、コーチ、ベルサーチなどの高級ブランドが、中国が考える「政治的に不正確な」問題で、謝罪している。

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