2019年10月16日爆 ニュースサイトの人民網によると、吉林省白城市の経済開発区で14日午前6時ごろ、改装工事中の白城農村商業銀行のオフィスビルが突然崩落し、作業員9人が生き埋めになった。15日午後3時までに全員が救助されたが、5人が死亡、4人が負傷した。

 オフィスビルは4階建て。床面積は906平方メートル。事故当時、営業はしていなかった。事故発生から間もなく市政府は指揮チームを発足させ、約110人態勢で救出活動を行った。

 目撃者によると、事故直前、多くの作業員が外壁の塗装作業をしていた。ビルは半分が完全に崩落。残り半分もめちゃくちゃに壊れた。当局が、倒壊の原因を調査している。

 中国では、工事中の建物が突然崩落し、多数の作業員が死傷する労災事故がしばしば起きている。6月には、山西省呂梁市で石灰工場の建屋などが崩れ落ち2人が死亡した。5月には上海市中心部で、自動車修理工場が改築工事中に崩落、作業員25人ががれきに生き埋めとなり10人が死亡した。


★参考情報★
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石灰工場で建屋とタンク崩落 3人生き埋め、2人死亡 山西
改築中の自動車修理工場が崩落 作業員10人死亡 上海
成都双流空港の工事現場で崩落 作業員17人死傷 四川