
香港のデモを巡り、NBAのヒューストン・ロケッツのゼネラル・マネジャー(GM)であるダリル・モーリー氏がツイッターで支持する発言を行ったが、間もなく撤回して謝罪。米政界などから、拝金主義との批判が出た。シルバー・コミッショナーは7日「事件はNBAに経済的な影響を与えるが、言論の自由など中核的な価値は、NBAの一部をなす」と語り、モーリー氏の発言を擁護した。
コミッショナーは8日さらに「多様性に対する支持は、NBAの成功の基本で、異なる価値観を尊重する。選手やマネージャーに発言しないよう求めることは、絶対にない」とさらに踏み込む発言を行った。
CCTVは8日、コミッショナーの発言に強く反発し「国家の主権と社会の安定を脅かす言論は、言論の自由の範囲に属しない」として、プレシーズンマッチの放送を中止すると発表した。
★参考情報★
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