2019年10月4日火 中国紙・新京報(電子版)によると、江蘇省淮安市漣水県公安局は、3日午後1時29分、同県の「梁岔工業集中区」にあるプラスチック製造業の淮安市欣易佳科塑料技有限公司で火災が発生したとの通報を受けた。消防隊が急行し約3時間半後に鎮火したが、従業員とみられる6人が死亡した。消防などが出火の原因を調べている。

 香港メディアの東網によると、火災が起きた建物は3階建て。火の回りが早く、出火後まもなく建物全体が炎に包まれた。黒い煙が高く上がり、数百メートル離れた場所からはっきり見えたという。

 同社は昨年5月の発足。ウォールステッカーなどプラスチック製品の販売などを行っている。

 中国各地で工場の火災が続いている。9月末には、浙江省寧波市寧海県の化学品工場で、爆発とともに火災が発生し、死者は19人に上った。7月末には遼寧省葫蘆島市で作業員2人が死亡。今年3月には、江蘇省塩城市響水県の化学メーカーで78人が死亡、566人が重軽傷を負った。


★参考情報★
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化学工場で爆発炎上、19人死亡 日用化学品を製造 浙江