2019年10月3日勾無資格で証券投資助言業務を行ったとして証券法違反などの疑いで、上海市の警察が、証券投資研修会社「上海仟和億教育培訓練有限公司」の台湾人アナリスト3人が刑事勾留された事件で、新たに3人が拘束されたことが分かった。台湾紙・経済日報(電子版)が1日伝えた。(写真は経済日報のキャプチャー)

 同市の警察は今年7月、台湾人アナリスト12人を拘束。うち3人を刑事勾留、9人を保釈した。台湾紙・168周報によると、保釈中の9人うち3人が収監された。また、同業の別の会社1社も捜査対象となり、アナリストが台湾に逃げ帰ったという。

 上海警察によると、台湾人アナリストは、2016年4月から同社を通じ、無許可、無資格で講師として証券・先物に関する分析結果を受講者に教えるなど、コンサルティング業務を行い利益を得ていた疑い。

★参考情報★
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