2019年9月25日港 米政府系放送ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、「逃亡犯条例」改正案反対を巡り大規模デモが続く香港で26日、林鄭月娥行政長官と市民の初の対話集会が行われる。行政長官は24日、記者会見で「平和的、理性的で静かな雰囲気の中で行いたい」と述べた。(写真は香港01のキャプチャー)

 対話集会は、香港中心部のクイーン・エリザベス・スタジアムで2時間行われる。市民の出席者は150人で抽選で選ばれるが、24日までに2万人以上が申し込んだ。多くは政府に対して怒りを表明する考えとみられる。傘、ヘルメット、防毒マスクなど、日ごろデモ隊が身につけている物の持ち込みは禁じられる。

 対話集会の当日は、会場の周辺で、混乱も予想される。デモ参加者は、行政長官の普通選挙など「5つの要求」を掲げており、対話集会が行われても、デモが終息に向かうかは不透明だ。


★参考情報★
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