2019年7月24日伊 ポンペオ米国務長官は22日、米国のイラン制裁に違反してイラン産の原油を輸入したとして、中国国有の大手石油商社、珠海振戎(北京市)に対する制裁を実施したと発表した。米公共放ボイス・オブ・アメリカが23日伝えた。(写真はVOAのキャプチャー)

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、同社とその経営者は、米国の管轄内で外貨、金融、不動産の取引ができなくなる。珠海振戎と中国当局は取材に応じていない。

 珠海振戎は、イラン産原油の売買が主要事業で、2012年も当時のオバマ政権から制裁を受けた。

 今回の制裁は米国とイラン間の外交的緊張が拝見にある。米国は、タンカー攻撃や、ホルムズ海峡付近での米無人機撃墜でイランを批判した。イランは先にウラン濃縮を再開し、2015年の核合意が定めた上限を超えた。

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