2019年7月22日煤 中国新聞網によると、河南省三門峡市内の義馬市にある天然ガスを製造する化学工場「河南省煤気(集団)有限責任公司・義馬気化廠」の空気分離装置が19日午後5時47分ごろ爆発炎上した。三門峡市当局の20日夜の発表によると、20日午後零時半現在、従業員15人が死亡、19人が重軽傷を負った。(写真は東網のキャプチャー)

 香港メディアの東網によると、爆発とともに巨大なきのこ雲が上がり、工場建屋は全壊した。工場から3キロ以内では民家の窓ガラスが割れるなどの被害が出た。子どもを含む住民にもけが人が出ているもようだ。

 事故で漏れた有毒物が、工場付近の川に流れこんだ。事故後、約4キロ離れた川では、作業員が重機を使い、流れをせき止める作業を行っている。責任者は「汚水が流れ込んだ」と述べた。また、工場周辺ではPM2.5(微小粒子状物質)とPM10の濃度が上昇し、軽度から中度の大気汚染が起きた。

 三門峡市当局は、事故原因を調査中としている。工場の従業員は「空気分離装置内の圧力が高すぎて、事故が起きた。アセチレンが漏れて酸素に触れ、摩擦で起きた火花で爆発が起きたのではないか」と話している。工場は石炭など固体や液体のエネルギーをガスに変える作業をしていた。

 中国では化学工場の爆発事故がしばしば発生。今年3月には、江蘇省塩城市響水県の化学メーカー、江蘇天嘉宜化工有限公司の化学工場が爆発し、百度によると、78人が死亡、566人が重軽傷を負った。
 
★参考情報★
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