2019年7月12日巴四川省アバ・チベット族チャン族自治州松潘県の国道213号線で11日午後2時5分ごろ、道路脇の斜面から落ちてきた岩が走行中の大型観光バスを直撃し、8人が死亡、16人がけがした。バスには運転手を含め30人が乗っていた。ニュースサイトの観察者が伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 現場は山岳地帯で、道路近くまで山が迫っている。州と県の政府が警察、医療関係者、応急管理担当者らからなるチームを現場に派遣し、善後策や原因の究明に当たらせている。 四川省では6月末にも、涼山州雷波県では道路脇の斜面を落ちてきた岩が路線バスを直撃し、3人が死亡14人がけがする事故が起きた。
 中国では大型バスが絡む死傷事故が多発している。3月末には湖南省常徳市漢寿県の湖南常長高速道路で大型観光バスが全焼。乗客乗員ら56人のうち26人が死亡、28人が重軽傷を負った。


★参考情報★
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トラックと観光バス衝突 6人死亡38人重軽傷 内モンゴル
大型バスの事故相次ぐ 四川と江西で70人死傷
落石が観光バス直撃、1人死亡5人けが