2019年7月05日抗 香港で続く「逃亡犯条例」改正に反対するデモに絡み、英中の応酬が激しさを増している。英BBC放送によると、香英国駐在の劉暁明中国大使が3日、記者会見で、英国のハント外相が「中国の内政に干渉し、暴力的な違法者を支持している」などと批判。英外務省は、劉大使を呼び「発言は不正確で、受け入れられない」と批判した。(写真はBBCのキャプチャー)

 ハント外相は2日、香港人の基本的自由を保障した1984年の中英共同声明は、現在も国際的な法的拘束力を持つと述べた。さらに「香港人民を断固支持する。国際的な拘束力を持つ法的合意が尊重されないなら、深刻な結果を招く」と述べた。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、次期英首相候補で、ハント外相のライバルのボリス・ジョンソン前外相も「逃亡犯条例の改正は政治的動機があり、香港人の人権を犯す可能性がある。香港人は異議を申し立てる権利がある」と述べた。

 ハント外相の発言に、中国紙・環球時報と中国外務省が相次ぎ不満を表明。劉大使は記者会見で「英国は間違っている。ある人は、香港が英国の統治下にあると思っている」などと批判。英外務省が劉大使を呼び付けた。

 中国外務省は「劉大使の発現は、中国の立場を英国側にはっきり伝えるものだ。英国の一部の人が、香港の問題ででたらめを言っている。ハント外相の次には、また別の人物があれこれ言った。間違いを繰り返さないよう英国に警告する」と反発した。


★参考情報★
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