安徽省蚌埠市淮上区の化学品製造業、安徽麦琦化工有限公司の工場で28日午後6時半ごろ、貯蔵タンク2019年7月02日爆が爆発炎上し、作業員と消防隊員2人が死亡、9人が重軽傷を負った。同市政府が調査チームを立ち上げ、原因を調べている。地元ニュースサイト、安徽網が30日伝えた。(写真は百度のキャプチャー)

 当局によると、作業員が工場内の貯蔵タンクで清掃作業中、1人が内部に転落。通報で駆けつけた警察官や消防隊員らが救助活動を行っていたところ、突然タンクが爆発炎上した。この結果、タンクに転落した作業員1人と消防隊員1人が死亡。9人が重軽傷を負った。

 中国では工場での爆発炎上による労災事故が後を絶たない。6月末には、河南省開封市尉氏県の香料メーカーでタンクが爆発炎上し従業員11人が重軽傷を負った。5月末に、江西省南昌市の鉄鋼工場で高炉のガス管が爆発炎上して10人が死傷した。


★参考情報★
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工場のタンクが爆発炎上 作業員6人死亡、5人けが 河南
鉄鋼会社の高炉で爆発 作業員1人死亡9人けが 江西
化学工場の汚水処理場で爆発 1人死亡1人けが 河南