2019年6月7日税 米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、トランプ米大統領は6日、訪問先のフランスで記者の質問に答え、20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)で習近平・中国国家主席と会談した後、3000億ドル分の中国商品に制裁関税を発動するかどうかを判断すると述べた。6日伝えた。

 トランプ大統領は「私は習主席と会い、どうなるかみたい。どうであれG20後に結果が出るだろう」と述べた。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国商務省の高峰・報道官は、米国が一方的に貿易摩擦を激化させるなら、中国は最後までお付き合いする」と述べ、徹底的に対抗する考えを強調した。

 米中の経済関係は、5月初めの交渉決裂後、急速に悪化。5月10日以降は、対面交渉が途絶えている。

 米財務省の報道官は4日、福岡県で8日行われるG20財務相・中央銀行総裁会議でムニューシン財務長官が中国人民銀行の易鋼長官と会談すると発表した。実現すれば、交渉決裂後、両国交渉チームの主要人物が会談するのは初めてとなる。

★参考情報★
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米制裁関税は「経済テロ」 中国外務次官が過激批判