2019年4月19日震 台湾の花蓮県秀林郷で18日午後1時1分、マグニチュード(M)6.1の地震が起き、同県のほか台北と隣接の新北両市で計17人がけがした。また、台北市でビル2棟が傾き住民が避難した。中央社などが同日伝えた。(写真は中央社のキャプチャー)

 台湾中央災害緊急対応センターによると、景勝地の太魯閣国家公園で旅行客2人が落石に当たり、マレーシア国籍の男性が頭と足に重傷を負った。

 また、台湾全土の学校約20校で天井板が落ちるなどの被害が出た。このほか台北と台北-桃園のMRT(地下鉄・高架鉄道)が約1時間運休。乗客が一時避難した。

 台北市では、長安東路と信義路の2地区で、住宅と商店が入るビル各1棟が傾き壁面に亀裂が入った。専門家がビルを鑑定したところ構造に問題はなく、避難していた住民は帰還した。

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