2019年4月9日港8日午前8時31分ごろ、台湾・高雄発香港行きのキャセイドラゴン航空KA451便が離陸直後、右エンジンから煙が吹き出したため、上空を旋回して燃料を投棄した後、高雄国際空港に引き返して緊急着陸した。乗客・乗員317人にけがはなかった。台湾・中央社が同日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 香港メディアの東網によると、台湾交通部民航局は、離陸後、エンジンのブレードに異常が起き失速したが、バードストライクのためではない断定した。香港の専門家は「ブレード・エア・システムや燃料システムなどの部品に問題があった可能性がある」と話している。

 一部の報道は「爆発音がした」と伝えた。女性乗客の1人は「機内では何も聞こえなかったが、離陸後にいつもと違う揺れがあった。まもなく機長から、右エンジン故障のため引き返すとのアナウンスがあった」と話している。


★参考情報★
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