2019年3月25日巴 ニュースサイトの環球網によると、湖南省常徳市漢寿県の湖南常長高速道路で22日午後7時15分、走行中の大型観光バスから出火し、間もなく全焼した。乗客乗員ら56人のうち26人が死亡、28人が重軽傷を負った。(写真は百度のキャプチャー)

 乗客の1人によると、車体後部から出火し、1分もしないうちに全体に燃え広がった。乗客は慌てて避難したという。バスはディーゼル・エンジン車だった。56人のうち乗客は53人、ガイド1人、運転手2人。運転手は無事で、警察が拘束して事情を聴いている。

 ニュースサイトの封面新聞によると、観光バスは、河南省鄭州市のバス会社、河南迅馳汽車旅游服務公司の所属。ツアー客を乗せて鄭州を出発し、湖南省韶山市へ観光に向かう途中だった。

 河南省政府は事故を重視。省長の指示で、副省長を長に、警察、交通運輸、緊急対応などの部門のメンバーによる専門チームが発足。負傷者の救援や事故原因の調査を始めた。


★参考情報★
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