2019年3月4日華 カナダ司法省は1日、通信設備・端末メーカーの華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長の米国への身柄引き渡しを巡って審理を始めると発表した。在カナダの中国大使館は「中国のハイテク企業に対する政治的な迫害だ」などと強く抗議した。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が2日伝えた。(写真はRFAのキャプチャー)

 同省は、孟氏に関する証拠を調べた結果、引き渡し関連の法規に合致することを確認した。裁判所から引き渡しの決定を受けるため、十分な証拠を得ているとした。引き渡しに詳しいカナダの弁護士は「いったん引き渡し手続きに入ると、2年以上の時間がかかる。高等裁判所の判決後、どちらかが最高裁に上告すればさらに時間がかかる」と話している。

 孟氏は3月6日に出廷し、裁判所が審理の具体的な日程を決める。その後、裁判所が引き渡しを認めれば、孟氏は米国で裁判を受けることになる。孟氏は米司法省から、イランとの不正な金融取り引きを行った疑いなど多数の容疑で起訴されている。

 中国大使館は、孟氏の事件は政治事件であり、「法治の原則」「司法の独立」を理由に誤りを隠すことはできないなど強く反発している。

★参考情報★
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米司法省がファーウェイ起訴 孟副会長の引き渡し要求へ