2019年3月1日巴インドとの軍事対立でパキスタンが上空空域を閉鎖したため、27日夜、四川省・成都発ドバイ行きの四川航空3U603便出発地に引き返した。ただ、着陸まで約6時間、30回近く旋回飛行を行った。澎湃新聞が28日伝えた。(写真は澎湃新聞のキャプチャー)

 同便は27日午後2時53分に成都双流空港を離陸。乗客によると、まもなく原因の説明がないまま引き返すことが決まった。ただ、同便のエアバスA330型機には燃料投棄の装置がなく、安全に着陸するため、燃料の消費で機体を軽くする必要があり、旋回を繰り返した。同便は結局、27日午後8時56分に同空港に着陸した。

 四川航空は28日朝、澎湃新聞の取材に対し、同便が引き返したのはパキスタンの上空空域閉鎖のためと確認した。同便はその後、臨時航路の飛行が許可されたため、28日午前1時、ドバイに向け再出発した。

 航空機は、故障などで離陸後間もなく着陸する場合、安全の着陸のための最大重量を超えている場合が多い。機体を軽くするため燃料投棄は重要な意味を持つという。


★参考情報★
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