米国防総省のローガン報道官は28日、米公共放送ボイス・オブ・アメリカに対し、米海軍のミサイル駆逐艦のストックデール、補給艦ペコスが台湾海峡を同日航行したことを明らかにした。

 報道官は「自由で開かれたアジア太平洋を守る米国の努力を体現したもの。台湾海峡通過は定期的なもので、国際法に合致する」と述べた。

 台湾国防省も28日夜、米軍艦と補給艦が台湾北東部から台湾海峡に入り、南西に向かって航行したと発表。「台湾海峡の国際海域を通過する定期的な行動だ」と説明した。 
 米艦艇は最近数カ月間に数回、台湾海峡を通過。中国政府が不満を表面した。米国防総省は「米艦艇が東シナ海から南シナ海の間を航行するのは、既に長年行われてきたもの」としている。


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