中央政府の生態環境部は22日、北京・天津・河北(京津冀)で23日~26日、重度の大気汚染が起きるとの予測を発表した。うち、25日夜~26日午前が最も悪化する。中国紙・新京報(電子版)が22日伝えた。

 同部によると、23日夜から大気汚染物質が拡散しにくい気象条件となり、京津冀地区の一部都市で中程度の汚染が起きる。24日は気象条件がさらに悪くなり、一部都市で中~重度の汚染となる。その後、湿度が上昇するなどの影響により、25~26日は最も重度の汚染となり、ピーク時のPM2.5(微小粒子状物質)濃度は200μg/m3(マイクログラム/立方メートル)を超える恐れがある。27日から汚染は緩和に向かう見通しだ。