2018年11月19日亜米国のペンス副大統領は18日、パプアニューギニアで開いたアジア太平洋経済協力会議(APEC)で、習近平国家主席と2回会談した。副大統領は「われわれは率直に語り合った。米国は中国との関係改善を望んでいる。ただし、中国が貿易政策を変える必要があると伝えた」と述べた。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が19日伝えた。(写真はVOAのキャプチャー)

 APECは米中が世界貿易機関(WTO)の改革問題で鋭く対立したため、史上初めて首脳宣言の採択を見送った。

 習主席は17日の同会議で「米国第一政策」が保護主義だと強く批判。ペンス副大統領は、中国が巨額借款により他国を債務の落とし穴に突き落としていると非難し、制裁関税を継続すると警告した。

 トランプ米大統領と中国の習国家主席は、11月末からアルゼンチンで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて会談。米中貿易戦争を終わらせる好機とみられている。

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