2018年11月16日独ドイツの特殊化学品メーカー、ランクセスの中国系の元従業員(48)が、企業の秘密情報を窃取したとして、ドイツの検察に起訴されたことが15日までに分かった。元従業員は、化学品製造用の反応器の模造生産のため、中国企業に協力していた。台湾・中央社が同日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 ドイツの検察がロイター通信に語ったところによると、従業員は中国生まれでドイツ国籍。ランクセスは約2年前に警察に告訴し、検察が今年6月に起訴した。

 ランクセスは本社で情報を盗まれた。中国で操業するドイツ企業が、競争相手に内通する従業員に秘密情報を盗まれる事件は多発している。しかし、ドイツの本社の情報窃取は極めてまれ。

 ドイツ連邦憲法擁護庁(BfV)は今年7月に発表した年次報告書で、中国はハイテク製品の輸出国になることを切望し、情報窃取など知的財産権の侵害により目標を達成しようとしているとの見方を示した。さらに、中国では国家の情報機関と民間による情報窃取は区別が難しいと指摘している。

★参考情報★
ーーーーーーーーーーー