2018年11月5日車甘粛省蘭州市にある蘭州-海口高速道路の蘭州南料金所付近で3日夜午後7時半ごろ、料金支払いのため並んでいた車列に大型トレーラーが突っ込み31台に衝突した。4日現在で15人が死亡、44人が重軽傷を負った。うち10人は重体という。香港のニュースメディア、東網が4日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 蘭州市公安局(警察)によると、現場は約17キロの下り坂。大型トレーラーの運転手が頻繁にブレーキを踏んだために効かなくなり、事故につながったとみられる。当時、現場付近では雪が降っていた。同局が運転手を拘束し、事情を聴いている。

 香港・蘋果日報によると、高速道路が開業した2004年以来、現場では約240台の事故が発生、42人が死亡、55人が負傷している。うち制御不能の車が蘭州市街に突入する事故が18件起き、31人が死亡した。

 目撃者によると、事故現場の料金所付近には、自動料金収受システム(ETC)用1本と一般用3本のレーンがあり、蘭州市内に向かう車が約100メートルの列を作っていた。突然、後ろから走ってきたトレーラーが「ボン」という音とともに車列に衝突したという。

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