2018年9月21日銃 公安部は20日、全国146都市で違法銃器、爆発物を一斉に廃棄する活動を行った。各地の警察が昨年以来押収した空気銃、猟銃など銃器14万丁、爆薬、雷管などを安全に廃棄した。押収品の60%は民衆が自主的に提出したり通報した物だという。新京報(電子版)が21日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 公安部は今年2月から、今後2年間の予定で、違法銃器と爆発物の集中取り締まりを開始。これまでに銃器・爆発物の違法所持事件3万3000件を摘発、288の犯罪グループを壊滅し、拠点421カ所を捜索した。

 20日の廃棄活動では重慶市が主会場となり、違法銃器3000丁、刀剣8500本などを陳列。一部を鉄鋼会社の溶鉱炉に入れて廃棄した。公安部の孫力軍次官は、式典であいさつし「銃器と爆発物の厳しい管理と、犯罪取り締まりは、社会の安全にとり重要な措置だ」と述べた。

 公安部などは今年5月、違法銃器や爆発物につき自主的な提出や通報を呼びかけ、一部に奨励金を支給すると通告した。これまでに1460件の通報があり、約1700人を摘発した。
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