2018年8月14日牛内モンゴル自治区通遼市ホルチン区の動物伝染病応急指揮部は12日、炭そ病のため牛9頭が死に、8人が皮膚に感染したと発表した。中国新聞網が13日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 同部によると、ホルチン区では7日以降、原因不明の病死牛が見つかり、検査したところ炭そ病と確認できた。皮膚に感染した8人は、入院し治療を受けているが病状は安定しているという。

 地元政府は緊急対応策を発動し、農業・牧畜、衛生、食品・医薬、工商行政、警察が関連地域に展開して必要な対策を行った。炭そ病が発生した村落では消毒作業が完了し、病死牛も安全な処理を終えた。

 炭そ病は人畜共通感染症で、牛や羊など草食動物がかかりやすい。ヒトの炭そ病はほとんどが皮膚感染で、家畜の皮や毛を通じて感染する。当局は、病死した家畜を食べたり触ったりしないよう呼び掛けている。

 黒龍江省佳木斯市樺南県でも羊に炭そ病が流行し、8日までに225頭を処分した。1人が感染した疑いが持たれている。


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