河北省承徳市囲場県の養鶏場で7日午前1時ごろ、アンモニアが漏出する事故があり、周辺住民が避難した。8日付北京日報が伝えた。

 消防車など4台が出動。漏出箇所を特定して止めるともに、散水してアンモニアを薄めた。
 アンモニアは無色の液体。養鶏場では殺菌と冷蔵・冷凍用に使われていた。人体に有害で、死亡することもある。

 中国では工場などでアンモニアの漏出事故がしばしば起きており、米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、上海市宝山区では2014年8月、冷蔵倉庫会社で液体アンモニアが漏出、15人が死亡する起きた。