2018年7月22日東 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国軍は23日、浙江省・象山~温州沖で16日から始めた実弾演習を終了する。中国紙・環球時報は演習に絡み、将来戦争が起きれば、台湾とその他の島の問題を解決するため、東シナ海が主戦場になると報道、演習が沖縄県尖閣諸島を巡り対立する日本をけん制する狙いがあることを示唆した。(写真は中華網のキャプチャー)

 中国紙・参考消息によると、香港の英字紙・サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(電子版)も、演習が台湾独立派だけでなく、米国と日本に対するけん制だとだとするアナリストの見方を伝えた。

 シンガポール南洋理工大の高瑞連研究員は「演習海域は、よく練られた上で選ばれた。台湾情勢への関与者へのシグナルになるが、他地域の緊張を起こさないようにしている」と指摘。「今回の演習は、中国と日本の争いとは直接関係ない。日本が台湾との関係を強めていることと、両岸(中台)が衝突した際、日本が米軍を支援することと関係がある」と述べた。

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