北京日報(電子版)の23日の報道によると、国家洪水・干ばつ対策総指揮部は、台風10号(アンピル)が22日、上海・崇明島に上陸したと発表した。上陸時の最大風速は秒速28メートル、中心部の気圧は982ヘクトパスカルだった。(写真は北京日報のキャプチャー)

 気象情報サイトの中国天気網によると、台風10号は勢力が弱まるが北京・天津・河北(京津冀)地区に近づく見通し。同地区では23日夜から24日かけ雷を伴う大雨になるとみられる。北京南東部では特に激しい雨になる恐れがあるという。

 上海を台風が直撃するのは1949年以降で3回目。22日夜までに、上海、江蘇、浙江の3省・市で、住民38万7100人が避難した。

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