2018年6月25日退 香港のニュースサイト、東網によると、江蘇省鎮江市政府庁舎前で処遇改善を求める退役軍人のデモが19日に始まり、24日現在も緊張が続いてる。一部参加者が暴行を受けて負傷したことから、他地域から応援に駆けつけようとするなど、全国の退役軍人の間で支援の動きが出ている。(写真は東網のキャプチャー)

 当局がドローンでデモ隊の監視を始めたほか、23日夜には警官隊が政府庁舎周辺の包囲。24日は装甲車を積んだトラックが付近を走行した。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版によると、政府庁舎前のデモ隊は24日までに解散したが、けが人の収容先とみられる病院前で、退役軍人と警察のにらみ合いが続いた。

 VOAによると、デモ隊を応援しようと鎮江市に向かっていた四川省の退役軍人が24日午後、河南省・鄭州駅で警察に足止めされた後、近くのホテルに送られ軟禁状態に置かれた。

 中国各地で6月初めから、デモ中の退役軍人が暴行を受ける事件が頻発。鎮江市では参加者が、私服姿の正体不明の人物に殴られけがした。情報はメッセンジャーアプリ「微信」などで拡散し各地の退役軍人の怒りを買った。市民からも、水や食べ物を贈るなど応援の動きもみられる。

 退役軍人の処遇は、各地方政府が中央政府から責任を負わされているが、財政難のため対応が不十分。各地で抗議デモが頻発し当局を悩ませている。