中国安全情報局

中国(香港、台湾)の治安、災害、衛生情報を随時発信

2019年4月19日火 上海市松江区政府の発表によると、18日午前10時10分ごろ、同区洞涇鎮の研磨材・工具製造会社、上海汪力磨料磨具有限公司の工場から出火、約350平方メートルを焼いて約2時間後に鎮火した。2人が死亡、6人がけがした。中国新聞網が18日伝えた。(写真は百度のキャプチャー)

 ネット情報によると、同社は研磨材・工具のほか、包装材料や接着テープ類を製造。消防隊によると、工場内に可燃物が多く、火の勢いが大きかった。消防などが詳しい出火原因を調べている。

 中国では工場の爆発・火災事故がしばしば発生。15日には、山東省済南市歴城区の製薬会社の工場地下室で工事中に火災が発生、作業員10人が窒息死し、従業員12人もけがした3月末には、江蘇省塩城市響水県の化学工場が爆発し約700人の死傷者が出た。


★参考情報★
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製薬工場で火災、作業員10人窒息死 12人けが 山東
製薬工場で爆発、8人死傷 周辺で強い刺激臭 江蘇・淮安
700人死傷の化学工業団地でまた火災 けが人なし 江蘇

2019年4月19日聞 国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は18日、世界180カ国・地域の報道の自由度ランキングを発表した。中国は昨年より1位ランクを下げ177位。下から4位だった。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が同日伝えた。(写真はRFAのキャプチャー)
 RSFは、中国とベトナムが国内メディアの報道の自由を規制し、当局と異なる視点で報道しようとするジャーナリストらを抑圧していると批判。中国が昨年、憲法を改正して習近平氏が終身国家主席になったことにも触れた。

 中国では記者とブロガー65人を監禁。ベトナムは記者や文筆家30人を拘束している。中国は、インターネットの監視が極めて厳しく、ネット上の発言や情報発信だけで市民が拘束されている。RSFのダニエル・バスタード主任は「中国の報道の自由は一貫して低いが、最近ますますひどくなった」と話している。

 RSFによると、中国が自国駐在の外国人記者の報道を規制するだけでなく、国際的にも中国が主導する報道秩序を打ち立てようと努力している。中国式の報道検閲や自己規制は、アジア太平洋地区の他の非民主的な国家・地域の手本になっている。

★参考情報★
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米議会が中国人権リポート 中国政府が強権化 新疆で「空前の弾圧」と非難
新疆問題報道の米記者、ビザ更新されず国外退去
世界報道の自由ランキングで、中国またワースト5位、マップで「黒」

2019年4月19日震 台湾の花蓮県秀林郷で18日午後1時1分、マグニチュード(M)6.1の地震が起き、同県のほか台北と隣接の新北両市で計17人がけがした。また、台北市でビル2棟が傾き住民が避難した。中央社などが同日伝えた。(写真は中央社のキャプチャー)

 台湾中央災害緊急対応センターによると、景勝地の太魯閣国家公園で旅行客2人が落石に当たり、マレーシア国籍の男性が頭と足に重傷を負った。

 また、台湾全土の学校約20校で天井板が落ちるなどの被害が出た。このほか台北と台北-桃園のMRT(地下鉄・高架鉄道)が約1時間運休。乗客が一時避難した。

 台北市では、長安東路と信義路の2地区で、住宅と商店が入るビル各1棟が傾き壁面に亀裂が入った。専門家がビルを鑑定したところ構造に問題はなく、避難していた住民は帰還した。

★参考情報★
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2019年4月17日火 遼寧省瀋陽市渾南区の景勝地、棋盤山で17日午後1時50分ごろ山火事が発生、消防車150台と消防隊と武装警察隊など数千人が出動して消火に当たった。けが人は出ていない。17日午前零時までに住民ら約1万1500人が避難した。ニュースサイトの光明網などが17日伝えた。(写真は百度のキャプチャー)

 渾南区では同日、強風が吹いており、火が急速に広まった。香港メディアの東網によると、棋盤山には、映画撮影用のオープンセットがあるテーマパーク「関東影視城」や遼寧森林動物園などの観光施設があり、観光客らが避難した。

 消火活動には、消防隊約600人、武装警察隊約500人、森林消防隊225人、警察官約3000人が出動。消防車のほか、消火活動の支援のためドローン、警察車両約500台も出動した。気象当局は、消火を助けようと、人工降雨のためヨウ化銀を搭載した小型ロケット122本を打ち上げた。

 中国では春以降、各地で山火事が発生。四川省涼山州木里県で3月31日、森林火災で消火活動中の森林消防隊員と地元幹部計30人が死亡した。4月1日には陝西省商洛市で山火事が起きたが、けが人はなかった。

★参考情報★
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北京などに森林火災の赤色警報 林や牧場で火の使用厳禁
1~3月の自然災害死者87人、被災者136万人 応急管理省などまとめ
森林火災消火の消防隊員ら30人死亡 急変で逃げ遅れ 四川

2019年4月18日貿  米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は17日、消息筋の話として、米中貿易協議が5月末か6月初めに妥結する見通しだと報じた。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が18日伝えた。

 消息筋によると、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表とムニューシン米財務長官が4月29日に北京、中国特使の劉鶴副首相が5月6日に首都ワシントンをそれぞれ訪れる。両国高官が妥結すれば、数週間かけて合意文書をまとめ、5月27日の米戦没者記念日に調印式を行う見通しだ。

 このタイムスケジュールはトランプ米大統領の先の見通しと一致している。大統領は4月5日、劉副首相とホワイトハウスで会談した際「われわれは今後4週間以内に答案の内容が分かる。その後、2週間の準備時間が必要だ」と述べた。

 また、米CNBCも消息筋の話として、貿易協議妥結のための米中首脳会談は、トランプ大統領の5月末の訪日前後となると報じた。

 米国は昨年、2500億ドル相当の中国商品に制裁関税を発動。中国も、1100億ドル相当の米国製品に対し報復の制裁関税を課した。

★参考情報★
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米中閣僚級協議が再開 交渉妥結に期待高まる
米中首脳会談6月にずれ込みか 貿易戦争収束に遅れ
米中貿易交渉が最終段階 なお破局の可能性、米側が見方

 2019年4月18日深広東省深セン市の皇崗口出入境検査場で17日午前、香港から深センに向かっていた大型観光バスが暴走して乗用車数台に次々に衝突し、乗用車の香港人運転手1人がけがした。18日付の中国紙・北京青年報(電子版)によると、深セン市の交通警察は、バスの運転手がアクセルとブレーキを踏み間違えたことが原因とみてさらに詳しく調べている。

 香港メディアの東網によると、同検査場は一時閉鎖され、深センに向かう通路では一時約100メートルにわたる車の列ができた。

 現場では、マイカーとみられる7人乗りのSUV(スポーツ用多目的車)1台が追突されて損壊。もう1台の7人乗りのSUVがバスと検査場の柱の間に挟まれ、運転手が閉じ込められたが、まもなく消防隊員が救出した。

★参考情報★
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路線バスが通行人らなぎ倒す 2人死亡、13人重軽傷 重慶
路線バス、運転ミスで商店突入 通行人含む4人重軽傷 深セン
路線バスが橋から長江転落 乗客約10人、2人の遺体 救助船70隻出動 重慶

2019年4月17日艦 防衛省・統合幕僚監部は16日、中国海軍の「ジャンカイ2」級フリーゲート艦1隻が宮古島北東の海域を航行しているのを海上自衛隊の哨戒機と護衛艦と確認したと発表した。フリーゲート艦は、沖縄本島と宮古島間の宮古海峡を越えて太平洋に入り、同日中に同じルートで東シナ海に戻った。

 香港メディアの東網によると、フリーゲート艦は「徐州号」。ミサイルを搭載し、水上艦艇や潜水艦への攻撃や防空能力を持つ。

 宮古島周辺では中国軍の活動が活発化している。15日にも、中国軍の早期管制警戒期や大型爆撃機、戦闘機など6機が中国南部を離陸して台湾フィリピン間のバシー海峡を通過し、西太平洋を飛んだ後、宮古海峡を通過して出発地に戻った。


★参考情報★
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中国軍の軍用機多数が台湾周回 空自機も緊急発進
中国軍艦艇が宮古海峡通過 台湾周辺で活動活発化
中国軍機の台湾海峡越境、米政府が「現状変更」と反発

 2019年4月17日襄16日午前5時55分ごろ、湖北省襄陽市襄陽区の化学工業団地で同日午前10時ごろ爆発が起きたとの情報がネット上に流れた。同市安全生産監督局は同日夜、爆発説を否定するコメントを発表。襄陽区の国道で駐車中のタンクローリーで、積荷の酢酸が反応して黄色い煙が上がったことがうわさの原因と説明した。地元ニュースサイトの襄陽網が同日伝えた。(写真は百度のキャプチャー)

 同局によると、消防隊員らがタンクローリーの付近に急行。事後処理行ったが爆発などは起きておらず、けが人は出ていないという。

 ネットに投稿された動画には、大量の黄色い煙が発生し周囲に充満する様子が映り、化学工場での爆発が原因と指摘する声も流れた。大きな爆発音とともに、家屋が揺れたとの情報もネット上に上がった。

 中国では3月末、江蘇省塩城市響水県の化学工場が爆発し約700人の死傷者が出た。その後も各地の工場で大小の事故が続発していることが、うわさが流れる背景にあるとみられる。

★参考情報★
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製薬工場で火災、作業員10人窒息死 12人けが 山東
製薬工場で爆発、8人死傷 周辺で強い刺激臭 江蘇・淮安
700人死傷の化学工業団地でまた火災 けが人なし 江蘇

2019年4月17日比 米公共放送ボイス・オブ・アメリカは16日、過去3年、中国と友好的な関係を続けてきたフィリピンが、米国との同盟関係の回復に乗り出したと報じた。ドゥテルテ政権が、南シナ海の領有権をめぐる争いをきっかけに、中国への反発を強める世論に配慮したとものとみられる。(写真はVOAのキャプチャー)

 フィリピンは最近2カ月余り、米国との協力を強め、2月末から3月初めのポンペオ国務長官の訪比後は、国際的な影響が大きい海軍の合同演習も行った。

 ドゥテルテ大統領は2016年の就任後、米国との同盟関係を離れ、中国との友好に努力してきた。しかし中国はこの間、フィリピンが実効支配する南シナ海の小島付近に艦隊を派遣。別の小島付近ではフィリピン漁民への嫌がらせを行って、比の軍と住民に恐怖感情を引き起こした。

 米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)アジア海洋透明性イニシアチブディレクターのグレゴリー・ポーリング氏は「ドゥテルテ大統領は、国内で強烈な反発と批判に直面し、中国政府にもてあそばれるばか者と言われている」と話している。

 フィリピンは今後、ドゥテルテ大統領就任以前の地政学的な位置に戻り、米国の西太平洋の同盟のメンバーになるとみられる。



★参考情報★
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南シナ海の島に中国漁船300隻 比大統領が軍派遣を警告
米空母2隻がフィリピン南北で演習 比島挟み撃ち 習近平氏の訪比けん制か

 2019年4月16日鴻中央社によると、EMS(電子機器受託生産)世界最大手、鴻海精密工業の郭台銘董事長が16日午前、2020年の台湾総統選への出馬の有無を一両日中に表明すると明かしました。郭董事長が、自身の総統選出馬の可能性を明言したのは初めてです。(写真は風伝媒のキャプチャー)

 台湾証券取引所では16日、郭氏へ出馬への期待からか、同社株が前日終値比2.35%上昇しました。

 聯合報によると、昨年の台湾統一地方選で野党・国民党大躍進の立役者となった高雄市の韓国瑜市長は15日、訪問中の米サンノゼで、郭氏の立候補の可能性について「中国とも米国とも関係が良好で、グローバルな視野を持った巨人実業家だ。もし出馬すれば、人々の心を揺さぶるに違いない」述べて歓迎しています。
 
 韓市長自身も、国民党支持者の間からは、出馬を求める声が高まっています。ただ、韓市長は15日、重ねて、20年総統選へに立候補するつもりはないと答えました。

 台湾総統選の候補者選びは、与党・民進党は現職の蔡英文総統が再選を目指すのに対し、頼清徳・前行政院長も出馬を表明し内紛状態にあります。

 国民党側も、公認候補者の座をめぐり朱立倫・前新北市長、王金平・前立法院長、呉敦義・国民党主席が激しく争っています。郭台銘氏が立候補を表明すれば、国民党側の候補者選びがさらに混迷を深める可能性があります。

★参考情報★
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